登録

レッスンでしていること - 2022年3月8日

没頭する生徒さんたち

片手だけど楽譜を読み切った!

ある小学校高学年の生徒さんが、合唱コンクールのピアノ伴奏にチャレンジしたいということで楽譜を持ってきました。正直、この生徒さんの実力よりも難易度が高いので心配ではあったのですが、なんと右手のほとんどを自分の力で弾き切りました!

もともと片手指向の強い子だったので、本人の満足を第一に見守っていましたが、いざここまでできるようになると両手で弾いてみたいという欲も湧いてきたようです。まだ飽きてない、もっとできるようになりたい、そういう探究心が芽生えてきたのば素晴らしいことだと思います。

これからも全力でバックアップしていきます!

なんとしても読みたい意欲

こちらの小学校高学年の生徒さんは、クラシックの名曲にチャレンジしたいということで夢中で取り組んでいるようで、その涙ぐましい努力を垣間見る痕跡が楽譜に刻まれていました。

音符に対して音名を「ドレミ」などのように書いていくのはおすすめしないのですが、うーん、これはアリかも。頑張っているというより、ハマっちゃっているようです。

これは努力ではありません

どちらのケースにも共通するのは「やらなきゃいけないことを頑張っている」のではなく、自分の憧れに向かってまっしぐらになっているだけです。

言葉の受け止め方ですが、「私は努力します」と言うと、なんとなく「やりたくないけどやらなきゃいけないから頑張ります」という印象を受けます。対して「これめっちゃやりたい!!」だと、ただはまってるだけで終わったときに振り返ったら「これは相当努力したね」とか「頑張ったね」という結果が生まれます。

感動、憧れ、実践行動

「頑張ろう」という言葉で鼓舞することも必要かもしれませんが、こちらが背中を押さなくても勝手にはまってくれるポイントを見つけてあげられたら、といつも思っています。人は何をもって感動して行動に移すのかは千差万別です。やってみたいと言ってくれたら「無理」とは絶対言わず、実践してなんとか自力で乗り越えてくれる方法を一緒に探します。

上記のような例が誰にでも適用するかといえば難しいですが、私自身もチャレンジしていきたいと思います。

体験レッスン、見学、随時受付しています。

Archives