5歳男子、手を見ずピアノを両手で弾く
過去の記事で手を見ないでピアノを弾くことを勧めていると紹介しました。5歳の男の子ができるようになってきています!
就学前のお子さんはピアノに向かっておとなしく座るなんでできなくて当たり前。なので歩き回りながらでも立ったままでも生徒さんとのコミュニケーションは進めていきます。
強要すると反発しかねないので、本人の今の様子に耳を傾け、ここだというときにピアノに向かって座ってもらい弾いてもらいます。
この5歳の生徒くんも、そうやって少しずつピアノを触る時間を増やしていってるところ。だんだん持続時間が伸びてきて、今回のレッスンではついに両手でピアノを弾きました!
しかも、知らないこと、つまり新しい教材を出すと即座に「わからない!」と切り返していたのが、粘り強く最後まで音符を読みながら弾き切ってくれました。手を見ないで、です。
5歳の子に根気とか粘り強さがあるのか不明ですが、単純に没頭してくれていたのではないかと思います。別の記事で紹介した音楽脳が芽生えているのかもしれません。
何をもってこちらの意図が伝わるのかを見極めるのは容易ではありませんが、伝わったとき、達成感を感じてくれたとき、こちらも安堵感でいっぱいになります。
エネルギーをもらいました。