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レッスンでしていること - 2019年11月17日

高校生から「おもしろい」をいただきました(^0^)/

クリスマス会を開催するため、準備を進めています。5歳の女の子が演奏する曲はドヴォルジャークの「家路」です。あと、もう一人の5歳児ちゃんは「喜びのの歌」を弾きますが、なぜかメロディが「どんぐりころころ」のように聞こえたらしく、そのまま「どんぐりのうた」ということで進めています。

クリスマス会では、年上のお姉さんたちとコラボしてもらう予定です。

ちびっこちゃんのレッスンも楽しみつつ、実は高校生の生徒さんもいます。こちらはガッツリ音楽理論とジャズの初歩を勉強中です。

ジャズスタンダードを題材に、コードの仕組や表現の方法をいろいろディスカッションしています。「これがこうなるとああなる」とか、「こういうときはこうで・・・」というお話をして、レッスンというより講義に近く、ピアノを触っている時間も短めですが、生徒さんがふと「おもしろい」とつぶやいたのはうれしいことです。

ちびっ子ちゃんの自由奔放な遊びも楽しいですが、どっぷり音楽の話も楽しい。音楽に浸っていられる喜びを味わっています。

ちなみに、彼が演奏しているジャズスタンダードでは、

  1. メロディーを弾く
  2. コードだけを鳴らす
  3. メロディーとコードの融合
  4. 表現の幅を広げていく

というステップを踏んでいき、その過程でアドリブを入れたりすることも奨励していきます。すでに何人かの生徒さんにはお話ししていますが、どういう演奏をするかは本人の自由です。そして音楽の感動は意外性から生まれることを伝え、常に私を驚かせてほしいとお願いしています。

私にとってピアノレッスンとは講師から生徒へ一方的に与えるものだけに終始しない、生徒と講師で感動をぶつけ合う「試合」であり、知恵比べです。技術的なエクササイズでは「つっこみどころのスキを与えない完璧な演奏」を目指してほしいし、曲の演奏ではこちらが予想もしないことをやってのけるチャレンジをしてほしいです。

そして、それら生徒さんの成果は、私の個人的な感想で抑え込むことはせず、良いものは良い、または「こういうのはどうか?」というような提案をしながら、お互いに切磋琢磨していきたいと思っています。

いつも思うのは、子供たちの想像力は大人の型にはまった「常識」に収まらないということ。アイディアを爆発させて、世界へ羽ばたいてほしいと思います。

体験レッスン、見学、随時受付しています。

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