四拍子と小節
音楽の普及に貢献したのは「パターンの繰り返し」といわれています。
最もシンプルで基本となるパターンが拍です。一つのビートを定期的に繰り返すというもっとも簡単なパターンです。
このパターンが大なり小なり組み合わさっていくことで一つの楽曲になります。拍の次に上げられるパターンとして「拍子」を紹介します。
複数の拍をまとめたグループを拍子と呼びます。四拍子が代表的な例です。「1、2、3、4〜2、2、3、4〜3、2、3、4〜」などという掛け声を聞いたことがあるでしょうか。四拍の一つ目、二つ目、三つ目…というふうにグループ化していくことで覚えやすくしているのです。
のなかのばらでの例
以上のような拍子を楽譜上で見やすく分割したのが「小節」です。五線を縦線で区切り、拍子を視覚化しています。