映画「Most Likely to Succeed」上映会

那覇市内での上映会のチラシ

AIやロボットの発展に伴い、人々の生活は大きく変わるといわれています。そんな将来を生きていく子供たちに必要な教育をと、新しい試みに挑む学校のドキュメンタリー映画の上映会が那覇市で開かれました。この「Most Likely to Succeed」はアメリカの映画ですが、日本にとっても他人事ではない現状は私にとっても深く刺さりました。

High Tech Highというカリフォルニア州の学校では、郵便番号で無策にピックアップした子供たちを集め、既存の学校にはない方法で教育しています。授業の区切りを知らせるチャイムはならない、時間割もない、教科書やテストもない環境で、自らに問いを立て学んでいく過程を紹介しています。また、このような教育が誕生していくまでの過程を120年ほど昔までさかのぼり、教育というものの移り変わりについて紹介しています。

この映画を見ると、私たち子育て世代や祖父母世代が当たり前のように過ごしてきた学校生活と、今の、そしてこれからの社会で子供たちを待ち受ける現実との距離の違いを知ることができます。とても衝撃的で、そして夢のある内容の映画でした。特に、冒頭で大人を見つめる子供の表情が忘れられません。

この映画は通常の映画館で鑑賞できるものではないのですが、様々な教育関連団体などが全国で上映会を開き、すでに国内で250回以上42都道府県で上映されているそうです。今回沖縄では3回目の上映とのことでした。YouTubeで検索すると世界各国でも上映会の様子が見れることから、その注目度が伺えます。

上映会だけではありません。すでに経済産業省はこのような教育法に着目し「未来の教室」とEdTech研究会を発足させ、実際に事業として着手しています。学校教育を管轄する文部科学省とは別ではあるものの、この波は確実に学校にも及んでくると言われています。

そして、ピアノ教室としてこの話題に触れるのは、音楽教育もこの映画の内容の影響を受けられると感じたからです。

「プロジェクト型の学び」として、教科書もない状態で生徒が自ら自分に問いを立てて課題を作り挑んでいく、今の学校にはない「自ら探求して習得していく学び」をMost Likely to SucceedもEdTech研究会も取り上げているわけですが、この学びの方法は音楽の分野にも大きく当てはめられると感じています。生徒が自ら求める音楽を構想し、作り上げていく・・・。若者なりのクオリティかもしれない、もしかしたら21世紀のモーツァルトが生まれるかもしれない。どうなるかはわかりませんが、きっとできるのではないかと感じています。

歴史に名を残した偉人たちの名作から学ばないことはない、しかし自らが生み出す喜びがなければ発展がない。そう感じています。

この映画を北谷町で上映できるよう尽力していきたいと思います。

※映画は市販されていないので上映会でしか観ることはできませんが、学校High Tech Highの様子を紹介した動画と、Most Likely to Succeedのトレーラーが公開されています。参考まで。

Most Likely to Succeed Trailer from One Potato Productions on Vimeo.

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