個人的に、音楽は「五線紙と鉛筆と楽器があれば教えられる」と思っていて、教材といわれる本を使わせることに半信半疑です。本を生徒さんに持たせて、その本が数十ページあるとしたら、生徒さんがやることがシナリオのように決まってしまうからです(最後まで使わないなら無駄が出ます)。

しかし十人十色、千差万別というように皆さん個性があります。好みもあります。進度も他の習い事や 本人の興味に左右され様々です。「ピアノを弾きたい」という願望を持ったときには、何かしらやりたい音楽が頭の中で流れているはずなので、いっそこちらから方向性の提示はしないで、本人の内側から出てくるものと「こちらが身に付けてもらいたいと願う音楽の形」に寄り添わせることができたら理想的なのではないだろうかと考えました。 大局的に音楽を身に付けることに徐々にマッチさせていくのです。

もちろん、楽器を演奏するためには外部からの情報も処理して発信する技術は不可欠なので、楽譜を読んで音に表すことは必須となります。そのために最低限の楽譜・教材は使用しますが、「生徒さんが憧れている音楽」は常に気にしていて、本人と対話をしながら方向性を定めていっています。これは、幼児から大人まで同じです。

五線紙と鉛筆と楽器があれば ・・・とはいうものの、それはバッハやモーツァルトの時代の「教材のなかった時代」のことで、現代では多少の文明の利器は活用します。最近作ったのは最初の写真のものです。五線とト音記号はパソコンで作りました。

それを子供たちには好きな色で、好きなように表現させます。そうすると、音符を雪だるまにアレンジしたり、音符にしっぽがついたら眼鏡もついて泳ぎだして、水族館になったりするのです。

子供の想像力は無限です。それを大人の固定観念に縛り付けることなく、自由に表現させながら、かつ必要な技術と融合させていくことを意識していきたいと思っています。

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