3歳の男の子のピアノレッスンは、ピアノを使って如何に遊ぶか、それでいて得るものをしっかり吸収してもらう、ということ意識しています。
時間をかけてゆっくり音符を一つずつ知ってもらいながら、リズムを感じてもらって音楽脳を育てていく、というイメージです。
本来、私はピアノレッスンには保護者の方に同席していただいて、一緒に進捗を見ていただき、ときには保護者さんに話しかけて私がお子さんに伝えきれているか心配な部分を解説したりしています。私と生徒さんと保護者さんが三者一体になることが効果的と考えているためです。
この3歳の男の子はとてもピアノに集中してくれて頼もしい生徒さんなのですが、あるときお母さまに抱き着いて離れなくなってしまいました。ちょっと難しすぎて敬遠されちゃったかな、と反省していたところ、お母さまの提案で私と生徒さん二人きりになることに。
心配でしたが、意外にも生徒さんは集中力全開でたくさんピアノを弾いてくれました。
自分は娘しかいないので男の子のことがあまりわからないのですが、けっこうしっかり独立しているというか、「男には自分の世界がある(三世の主題歌^^)」というか、外に向かっているというか、頼もしいなあと思いました。最近知り合いの息子さんを初めて見たときも感じました。
これからますますの成長が楽しみです!