思わず弾きたくなるピアノレッスン

いつも元気な生徒くん。先日こちらでも紹介した「指のかけっこ」が大好き。入ってくるなり「競走しよう!」とやる気満々なのはうれしいのですが、ピアノ教室のレッスンなので「まずはピアノを弾いてからね」と曲の練習などをします。

問題は・・・

まあ毎度ニコニコで来てくれるから嫌がっていないのはわかるのですが、いざ楽譜を前にして曲を始めると、ピアノの椅子の背もたれに寄りかかって、足を座板にあげて、いかにもやらされてる感じです。「練習してきた?」と聞いても「やってない(^o^)」とか、1回2回とかいう程度です(正直なのはいいけど・・・^^)。

どうしたものか・・・こうしてみよう

これがストレスになった時期もありましたが、彼の身になって考えたとき、私とのレッスンは自宅でもう一度再現したいほどのものではなかったんだ、と思い、ならばテレビのアニメのワンシーンや、お笑い芸人のギャグのようにキャッチーで思わず繰り返したくなる、もっといえば意志とは無関係にふとやってしまっているような音楽を植え付けることを目標にすることにしました。悪くいえば音楽脳への洗脳ですね(^^)。

そうするとこのくらいの歳の子に音符を読むという疲れることはさせられないので、やっぱりここはブルースの登場です。
子供はリズムに反応するということなので、こちらの伴奏に合わせて適当に遊ばせます。すると功を奏したのか、次のレッスンでは「こないだのやつやろう」と言ってきました。

さらに発展させて・・・

今回は少し前進させて、12小節のブルースのルートだけを片手ずつ弾いてもらいました。こちらの演奏するリズムについていこうとしているので一生懸命音符を追っています。そのとき、足は下に降りていて背もたれにも寄っかかっていません!自分から疲れたとも言わず、止めることもしないので、そのままほぼ30分弾き切りました。途中、全音符を二分音符や四分音符にしてリズムを変えたり、手を右手左手に変えながら。もう「レースしよう」とも言いませんでした。今度は自宅で誰に言われることもなくピアノを触ってくれたらひとまず成功です。

そしてこれから

「いうとおりにしなさい」「練習しなさい」とやらされて身に付けるより、自発的にやりたくなるにはどうしたらいいか、と考えた末にブルースになったわけですが、リズムはどんな音楽にもあるのでいろいろ応用できます。
しかし楽譜を読めるようになることも必ず必要になってくるのでこちらもおろそかにはできません。

もちろん楽譜を読むのも大切・・・対策

昔ドラえもんの「本はおいしくもよう」に「本の味の素」という、本にふりかけるとどんな本でも面白くなる道具がありました。作中では試しにと辞書や電話帳にドラえもんがこれを振りかけて見せ、辞書を読んだのび太は何でもない項目を読んで大笑いし、電話帳を読んだしずかは次の番号はどうなるのかと固唾を飲んでハラハラドキドキしていた、というおかしなシーンがあったのですが、そんなふうに楽譜にのめり込んで「次の音はどうなるのだろう」とワクワクしてくれるようになったら最高なので研究していこうと思います。

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