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ピアノレッスン

10歳以上 1回30分2000円(税込)自由予約

バイオリン楽団に参加している方限定でご相談を承ります。


長年ピアノを通じて多くのお子様と接してきた経験から以下の傾向があることがわかってきました。

・楽譜をピアノの鍵盤の動きに変換して演奏する作業ができるようになるのが10歳くらい
・脳科学では両手が独立して動くのは10歳以上という研究結果がある


お子様に大切なのは

・音楽を聴く習慣
・自分のことを自分でする習慣
・より細かいものを認識する習慣:ウォーリーを探せ、レゴブロック、ごはんつぶ
・掘り下げて探求する習慣:好奇心と行動力


これらを日常の当たり前になっていると、ピアノを弾きたい思いが強くなった時に自発的に弾き始めます。

本業のピアノ調律師として、これまでたくさんの保護者さんやお子さんを見てきました。多くの人は小さい頃にピアノ教室に通った経験はあっても、現在進行形でピアノを弾く人は少ないです。これは日本の中高生がみんな英語の授業を受けるのに英語を喋れないのと同じです。表面的に技術だけを授けても、その技術を使って実用的な結果を生み出したい願望が強くなければ活かすことができません。つまり、英語の文法や単語を覚えても、世界に目を向けて探究したい思いがないと英語を使う気になれないのと同じです。音楽を学ぶことはよりオタクになって音楽を掘り下げることです。その前提となる上記4つをお子様に身につけさせてあげてください。ピアノを始めるのはそれからでも遅くありません。ちなみに、私自身は13歳で初めてギターを手にし、ピアノを始めたのは19歳でした。

幼児に楽器を持たせるならバイオリンをおすすめしています。バイオリンにはピアノにないメリットもあります。詳しくは北前楽団のページをご覧ください(ぜひ親子でご参加ください!)。

YouTubeに上記の内容を投稿しています。よろしければご覧ください。

「この曲を演奏したい」のお手伝いをさせていただきます。

 

大人の方からよく聞かれる質問が3つあります。

1.何から始めたらいいかわからない、おすすめは?
2.
定期的に通って自分に強制したい。

3.ちゃんと弾けているのかわからない。

 

これら3つを自分でできるようになることが大人の自立です。しかしとりわけピアノでは「ピアノ教室で先生に習う」という固定観念が強すぎて多くの方が一歩踏み出すのを躊躇しています。一つずつ解説します。

 

1.何から始めたらいいかわからない、おすすめは?
自分が好きな曲から始めるのがベストです。ピアノ演奏を身につけるにあたって、基礎が大切とかバイエルやハノンなど順を追ってとかよくいわれるのですが、それは一部の教える側の論理です。最も大切なのは、ピアノを弾く本人が心から満足してピアノに向かっているかどうかです。音楽はオタクの趣味です。人に与えてもらうより、自分の内側から欲して手に入れることで得られる喜びです。不思議と人は自分で決めると一目散に突き進みます。わからなかったら震えるほどの感動を探すことから始めましょう!YouTubeなどインターネットで無料で教えてくれる動画やサイトがたくさんあります。インターネット時代は、人に習うより自分で獲得する技術が求められ、これを実践している人とそうでない人との間に大きな差が生まれています。自学自習は時間がかかりますが、人に授けてもらうよりよっぽど身になります。ぜひチャレンジしてください。

 

2.定期的に通って自分に強制したい
人が本当にやりたいこととは、一人になって最も自由な時に自然とそこに向かって始めることだと考えています。「ピアノ教室に通うことで強制的にピアノを弾く習慣をつけたい」とは、言葉を変えれば「ピアノを弾くことがそこまで高い優先順位にない」可能性があります。どんな楽器でも、演奏できるようになるということは日常に楽器に触る時間を組み込むことです。普段ご自身の周りにあるものの優先順位を見直して、音楽を上位に持っていけるよう整理することでピアノに向かう時間を増やせるかもしれません。もしくは、他の何をも押しのけてでもやりたくなるような感動にまだ出会っていないのかもしれません。いつも「ピアノを弾きたい」という思いで、外側にアンテナを向けて感動を探してください。

 

3.ちゃんと弾けているのかわからない。
自分の状態を第三者的に一歩離れたところから見ることを「メタ認知」といいますが、これは容易にできることではありません。できていたとしても、ちょっとした油断で崩れてしまうこともあるそうです。しかし楽器演奏の分野ではこれを実践する方法があります。それはSNSに自分の演奏を投稿することです。詳しくは別の機会で解説しますが、インターネットを活用すれば、世界中に自分の演奏を匿名で発表でき、同じような境遇の人と出会い、意見交換をしたり習ったりすることができます。より視野を広め、有益な情報を選択する技術を身につけるのもピアノに限らずあらゆる分野で求められる能力です。楽器の演奏なら失敗しても経済的なダメージを受けることはありませんし、精神的に嫌な思いをすることはあるかもしれませんが、それも受け入れての学びです。

私は「ピアノができればなんでもできる」をスローガンにしています。みなさん忙しいとは思いますが、限られた時間を有効に使ってピアノに触れる喜びを味わっていただけば幸いです。

プロフィール

南国ピアノスタジオのサイトへアクセスいただきありがとうございます。 インターネット時代の急速な世の中の変化のなか「学ぶ」ということが大きく変わっています。また、自身がアメリカに留学した経験から、音楽を楽しみたい人たちに伝えたい学びのスタイルがあります。一応「ピアノの先生」という肩書きではありますが、音楽は習うより自ら追い求め、触れて感じて吸収していくものと考えています。なので、一つ一つを指導するのではなく、できるようになりたいことをお手伝いする方向で活動しています。 このサイトやYouTubeチャンネルで発信していますので、ご覧いただき疑問に思うことなどはお気軽にお問い合わせください。 よろしくお願いいたします!! 関 勝史 アメリカ、ワシントン州シアトル ショアライン・コミュニティ・カレッジ卒 ジャズピアノをDarrius Wilrich氏に教わる 一級ピアノ調律技能士 Registered Piano Technician