ごあいさつ

ピアノのすすめ

南国ピアノスタジオのウェブサイトへアクセスいただきありがとうございます。

私は普段はピアノ調律師としての業務をこなしています。ピアノの演奏は1994年の高校卒業後から始めて20年を超えました。習字も学習塾も、習い事は何をやっても続きませんでしたが、ピアノだけは自発的に始めて、ゆっくりではありますが今でも少しずつ練習しています。

なぜここまで続いたのでしょうか。自分でも不思議ですが、以前習っていたピアノ教室の先生がおっしゃった言葉は私の背中を大きく押してくれたと思います。

「関君は今20代前半で、60歳になるまであと約40年はあるね。まだまだいっぱいピアノ弾けるじゃん。」

そんな先のことを考えたことがなかったのであっけにとられましたが、素直に受け止めてみたら心にとてもゆとりができたように感じたのを覚えています。

当ピアノ教室にピアノを習いに来る生徒さんの大部分は4歳から小学生のお子様たちです。ピアノを始めるにあたって知っていただきたいのはピアノはいつまでも続けていけるということです。中学生に上がって部活が始まっても、受験勉強に励むときでも、就職した後でも、忙しいときは知っている曲をちょっと弾いて気分転換とリラックス。気持ちに余裕ができたとき、弾いてみたい曲を見つけたときは頑張ってチャレンジ。どんなときでもふと思い出したときに自分のペースに合わせてピアノに向かうというきままなスタイルでいいのではないでしょうか。だから、当教室をやめていく生徒さんももちろんいますが、そういった生徒さん達にはいつも「またピアノが弾きたくなったらいつでも戻ってきてね」といっています。やめるという区切りをつけるより、ちょっとお休みする、の方が気楽ですし、実際戻ってきてくれた生徒さんもけっこういます。

お父さま、お母さまへ

ピアノの調律師として、多くの親御様のお話を伺ってまいりましたが、その大多数の方が「いつまで続くかな」と心配されるようです。

私自身の話ですが、私も父親として子供に楽器をさせています。個人的には自分の楽器を持って運べるスタイルがうらやましくて子供にはバイオリン選びました。ことの始まりは娘が生まれたときでした。「大きくなったら父親とは距離を置くようになるんだよ」と周りに茶化されたその頃、女子プロゴルファーがお父さんをキャディーとして連れて二人三脚で頑張っている姿を見て「こうやって親子で共通の目的を持っていれば仲良くやっていけるのでは」と思ったのです。以来、特に理由がなければ自分がレッスンに連れて行き、練習も一緒に付き添って、小学生にあがりようやくちょっとだけ自発的に練習するようになりました。

特に大きな成果を上げているわけではないので偉そうには言えませんが、私がここ数年娘が音楽教室でバイオリンをする姿を見て学んだのは、多分ですけど、子供にとって楽器を演奏する達成感とは親が「よくやったね」と褒めてあげることだと思うのです。上手にできたかどうかはレッスンで先生が教えてくれるので、親はただレッスンを送り迎えして、毎日5分でもいいから一緒に練習に付き合い、楽器に触ったことを褒めてあげれば子供はそれが楽しいのです。あと、時折レッスンの後公園に連れて行って遊んであげるのを楽しみにしているところもあるみたいですが、まあそうやって付き添ってあげることで続けていくことができると思います。

そして、乳児から幼児のお父さまお母さまでピアノをさせてあげたいとお思いの方は、お子さんにいっぱい音楽を聞かせてあげて歌うことが好きな子に育ててあげてください。音楽の基本は歌うことですので、歌うことが好きでしたら楽器の演奏も楽しくなります。

もちろん、将来の進路を決めるのは子供本人ですが、一つでも特技があれば、たとえそれが直接お金を稼ぐ特殊技術ではないとしても、小さい頃から十年二十年つづけたものであれば一つの大きな自信につながると思います。私自身、先生方に比べたら足元にも及ばない腕前ですが、20年もピアノを弾いていることはちょっと胸を張れます(^^)。

まあそういった話は副産物ですが、まずは一緒に通って楽しんでみませんか?お子様の成長を見ていると、まるで自分が楽器を弾けるようになった気分を楽しめますよ。

南国ピアノスタジオの講師たちはみんな子供好きで、日々生徒さん達と楽しいレッスンの時間を過ごしています。そしてピアノの発表会では生徒さん、講師、スタッフ、私を含めみんなでピアノを弾いています。
どうぞ一度遊びに来てください。

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ご一読いただきありがとうございました。

南国ピアノスタジオ
代表 関 勝史