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考察:音楽・教育 - 2023年12月9日

「先生に教わる」から「自分で探す」へ

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関 勝史

@pianostudio

「え、YouTubeでは先生と違う説明をしてたんですけど…?」教育系YouTuberの影響で“ヤバい学生”が増えている(https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25498895/)

上記の記事を見つけまして、「ああ、どの分野でも同じなんだ」と知らされたのですが、それよりも以前にどこかのピアノの先生がTwitter (現エックス)に投稿していたのを見たことがあって、以下のような動画を作るきっかけとなったのでした。

動画でもお話しさせていただいたように、意欲的な子は率先してネットで検索しています。「ヤバい学生が増えている」のではなくて、先生の知識の範囲でしか指導できない先生の世界観が狭い手法の方がもっと「ヤバい」のです。

変わり始める「学び方」

今年世間の話題をかっさらっている広島県安芸高田市の石丸市長も、遠隔授業に賛成しており、対面で先生が教えるよりも、一流の講師による授業を学びたい人のタイミングで見れる仕組みの方が効率的であるというような主旨でお話ししています。

ちなみに広島県では民間から選出された平川理恵さんが県教育長として様々な改革を推進しており、石丸市長も既に平川氏とも接触済みだそうで、これからどんなことが起こっていくのか楽しみに見ております。

大人の役割

もう何年も前の話ですが、ある方のお子さんが有名大学に進学されて、その入学説明会で「うちに入ったからといて就職が安泰だとは思わないでください」と言われたそうです。事実その学校のサイトを見たところ、就職率が高い学部では9割を超えていましたが、約半分のところもありました。多額の奨学金の返済がのしかかってくるリスクは先行投資として価値があるのか疑問視する声も多く、近年では高校の普通科が定員割れして、農工商などの手に職がつくような学科の方が倍率が高い傾向もあるようですし、実際、大学に進学していなくても起業して成功している事例はたくさん聞きます。

良い先生に習う、良い学校に通う、というブランド意識よりも、やりたいことに向けて突き進んでいける後押しをしてあげるのがこれからの大人の務めです。先行き不安ではありますが、つまづいても自分で起き上がれるようにするためには、自分で考えて決断し行動することが大切です。可愛い子には旅をさせろとは、昔の人もよく言ったものです。

ピアノができれば何でもできる!

ピアノの話とは関係ない記事になりましたが、「やってみたい」と思ったピアノを多少でも自分で前進させる行動力が身につけば、いろんなことにチャレンジしていけます。学校の勉強も違わないはずです。

社会の一線で活躍している人は楽器を演奏する人が多いという記事もあります。ぜひ、楽器を演奏して様々なことにチャレンジしましょう!

Is Music the Key to Success?