Gone Again レッド・ガーランドによる名演
あまり有名な曲ではないですが、お気に入りをご紹介させていただきます。
マイルス・デイビスのグループにも参加して活躍したジャズピアニストのレッド・ガーランドの演奏を参考にアレンジした曲です。
ジャズ・ビブラフォン奏者のライオネル・ハンプトンによる作曲で、1947年の作品という情報もありますが、定かではありません。レッド・ガーランドの録音はその1957年。約10年後の演奏となったようです。
オリジナル作品は冒頭ビッグバンドによるイントロとハンプトンのビブラフォンによるテーマから女性ボーカリストの歌声で曲を飾ります。
レッド・ガーランドはピアノトリオの編成で間にベースソロを挟み素晴らしい演奏を聞かせてくれます。ピアノは全編ブロックコードというジャズ独特な手法を用いてメロディを演出しています。
そのテーマ部分のみをソロピアノにアレンジして演奏してみました。レッド・ガーランドのブロックコードとは一致しませんが、その雰囲気を出せるよう心がけました。ぜひお聴きください。