入会して間もない生徒さんが、このレッスン日がご家族のお誕生日で「ハッピーバースデートゥーユー」を弾けたらいいな、といいました。そんな熱望するようなことでもなく、軽い気持ちだったと思います。
こちらにしてみたら、そんな願望は是が非でもかなえてあげたいので「よし、やろう!」ということでその場で楽譜を書きました。
ピアノの初心者、特にオクターブに手が届かない幼児にはちょっとハードルが高いメロディではありますが、何回か繰り返して右手だけはできるようになりました。左手も、コードのルートだけ押す方法でやってみて、理解はしてもらえたようですが、今日の今日で両手で弾くのはハードルが高いだろう、ということで、片手でもいいよ、と伝え送り出しました。
無事に弾けたでしょうか・・・。「弾いてあげたい、聴いてもらいたい」は音楽が実用化する大切なきっかけです。結果はどうあれ、これを機に弾きたい音楽を掘り下げてくれたらうれしいです。