以前からやりたいと考えていた「コラボレーション」を試験的に始めています。
幼児の生徒さんもコード弾きの考え方でレッスンしているので、共通の曲があれば誰とでも遊べます。写真では、二人の子が全く同じ演奏をするのですが、高い方から
1st右メロディ、1st左ベース、2nd右メロディ、2nd左ベース
という並びを
1st右メロディ、2nd右メロディ、1st左ベース、2nd左ベース
に変えて、メロディとベースがオクターブになるように弾きました。腕をクロスさせること、同世代の子とのコラボレーションが楽しかったようです。
もう少し年上の生徒さんたちは手が大きいから三和音も鳴らせるので、音に厚みが増して一人では味わえない華やかさがあるようでした。
歴史的名作のようなクオリティではないけれど、いっしょに弾くことが小さな子供には心強かったのかもしれません。何組かやってみましたが、みんな個人レッスンより楽しそうでした。
学びは楽しいときほど効果があります。友達同士で楽しみを見つけながら、たくさん吸収していけるような環境づくりを目指したいと思います。多くの子たちが「猫ふんじゃった」を口伝いに教え合っているので、きっと不可能ではないな、と思っています。